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I Love my Leica(デジタル、時々アナログ)

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2014年 01月 26日

Leica M6(0.72)頼りになる露出計

Leica M6(0.72)頼りになる露出計_b0312075_23582971.jpg
前機種M5のスタイリングが不評だったことを受けて、1984年に製造を開始したモデルで、外観では、製造開始当時はトップカバーにあった「ERNST LEITZ WETZLAR GMBH」の刻印が、社名変更によりなくなり、写真のようにトップカバーの裏側に「LEICA CAMERA GMBH MADE IN GERMANY」の刻印が入るようになりました。正面の赤丸筆記体ロゴも「Leitz」から1988年以降は「Leica」へと変更されて1999年まで製造されていました。

Leica M6(0.72)頼りになる露出計_b0312075_23584057.jpg
素人の私は、昔から露出計に頼る癖が有り、露出計マストなんですが、M6にも実用的なLED(赤色発光ダイオード)の露出計が内臓されています。この露出計も前期型は測光範囲を超えると表示用の▲LEDが消灯しますが、後期型は点滅するようです。

ファインダーを覗くと見える▲のLEDは、絞りリングの回転方向を指示していて、右側の▲LEDだけが点灯した場合は、露出オーバーで、絞りリングを左に回します。

または、シャッターダイヤルを時計回りに回し、両方点灯するように調節し合わせます。

露出表示は、両方の▲LEDが同じ明るさに、点灯した場合が適正露出で、▲LED表示は、シャッターの半押しを続けている間点灯します。

(指を離した後、約10秒間点灯)

実際にレンズが絞られた状態を測光していますが、

両方点灯し、右側が暗く点灯した場合は、1/2アンダー

両方点灯し、左側が暗く点灯した場合は、1/2オーバー。

右側だけが点灯した場合、1段以上露出オーバー。

左側だけが点灯した場合、1段以上露出アンダー。

露出計の電池は、ボタン型酸化銀電池 (SR44/V76PX×2 または、1/3Nリチウム電池)で私は、DURACELLデュラセルCR1/3N電池を使用しています。

当然の話ですが、電池が切れると露出計は機能しなくなりますが、撮影には影響有りません。

*適正露出でも私は、思い通りの写真を撮るのが、なかなか出来ません。(下手くそなんで)

でも、そこがマニュアルカメラの面白いところでもあると思うようにしてます。(笑)

偶然にも、当時の正規代理店だった日本シイベルヘグナー物で、銀座のLemon社が販売した履歴のわかる綺麗なM6を前オーナーさんから購入することが出来ました。

(使い物になりませんが、L社の印鑑が押されたワランティーカードも付いてました。)

私のM6は、1995年製です。


購入に至った理由は、露出計も内臓されていて、素人の私でも使いこなせそうに思えたのと、日本で製造されたCLでは無く、ドイツ本国で造られた本物のライカを使ってみたかった事。

今、思うとそんな理由からでしたが、M4をベースにボディサイズ、デザインをほとんど変えずに露出計もきちんと組み込まれていて、ライカのレンジファインダー機の中で機能的にも進化した実用派向けの素晴らしいモデルだと思います。



by surfking921 | 2014-01-26 23:57 | Leica M6


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